水稲の藻(アオミドロ)対策事例2
藻(アオミドロ)がスッキリ解決
うわっ、この藻。ひどいですね!田んぼの稲の周りには、びっちりとこの厄介な藻(アオミドロやアミミドロなど)がはびこっています。
除草剤をやっても、耐性ができて効かなかったり、ムラがあってこのようになります。
もしかすると稲作農家さんなら、見慣れた光景かもしれません。裏作があったり、多肥設計の田んぼほど、こういう状況になりますね。でもみんな一緒だろ、と思っていませんか?
では、その隣の同じ生産者の田んぼを見てください。
なんとこの美しく澄んだ水!飲みたくなるほどです!!
一目瞭然のこの違いは、実は菌力アップを施用したかどうかの違いなんです。
菌力アップは、繁殖力の強い好気性微生物が、水中の溶存チッソをぐんぐん吸収するので、藻が発生しにくくなるんですね。
やり方は簡単です。代かき時や田植え後に、10aあたりに、菌力アップ10Lを水口から流し、全体にいきわたらせるだけ。そして、藻の発生が止まるだけではありません。
さらに厄介なガス湧きも軽減します。そのため、水が透き通るのです。
そして、研究の結果、さらに面白い現象が見られました。
水中溶存酸素が増えたため、イトミミズなどの水中の生物が非常に増えていたのです。
水田の中に生態系(生物多様性)が構築されると土はどんどん良くなり、稲はますます良く生長します。
スッキリ解決!簡単ですね。ぜひお試しください。