やっぱり菌力アップが必要!やめてみて分かった菌力アップの力。
経費高騰の煽りを受け、コスト削減の矛先は・・・
熊本県でナスを栽培しているKさんは、以前よりサンビオティック資材を活用していらっしゃいます。お父様から引き継いだノウハウの中に、サンビオティック資材があったからですが、お父様の時代よりもサンビオティック資材を使いこなし、高い収量を上げるようになったそうです。
そんなKさんですが、今年は燃料高騰や肥料代高騰の煽りを受け、なんとか資材費を節約できないかと、「菌力アップ」の冬場の施用をやめてしまったそうです。
Kさんのナスの作型は、9月上旬定植のハウス栽培ですから、確かに、冬時期の燃料費は死活問題というくらい大変な状況です。『本当は手をつけたくないけれど、少しでも資材費を抑えたい』と思うのも無理のないことです。本当に、つらい状況だったと思います。
コスト削減の結果は、収量に・・・
ところが、3月ごろKさんから電話がありました。
『やっぱり、菌力アップばやっとかんばでした!収量がた減りですよ。。。』と、Kさんのうなだれたようなお声がしました。
聞くと2月から樹勢が急速に弱り、実が非常に少なくなってしまったそうです。このままでは、さらに樹勢が弱り、途中で収穫が終わってしまうかもしれない、そんな危機感が迫ってきました。
『7月まで採りたいんで、今からでも(菌力アップをやれば)間に合いますかね?』とのご質問でしたので、まだ3月ですよ。これから挽回できる可能性は十分ありますから、やってみましょうよ!とお話ししました。
土作りは、最も効率の良い投資
そういう訳で4月から、菌力アップの潅水を再開しました。
すると、Kさんも驚くほど、どんどん樹勢が回復し、5月以降の収量は、これまでの不作を取り戻す勢いに戻ったそうです!
これにはKさんも納得。やはり土作り、根作りの重要性を感じたようです。
『やっぱり菌力アップは、必要よね!来期は、ずっとやりますよ!』と笑います。
いろいろ大変な状況でしたが、今年も最後にはKさんの明るい笑顔が見れて、本当に良かったと思います。