サンビオティック体験記

ミニトマトのネコブセンチュウ対策事例1

ネコブセンチュウ対策の事例をご紹介しましょう。

佐賀県でミニトマトを栽培しているKさんは、定植後からネコブセンチュウの被害に悩んでいました。
前年も少し出たそうなのですが、大丈夫と思い土壌消毒をしなかったそうです。

農協や県の指導員の方に相談しましたが、なかなかいい方法がありません。
そう、ネコブセンチュウの大きな問題の一つは、これです。
出てしまってからは、対処のしようがない。。。

そこで、わずかな望みを残してサンビオティックに賭けてみよう!ということになったわけですね。

生産者の方はびっくり。
「日に日に良くなるんやけど!信じられん!」

初めて圃場をお伺いした時は、1月21日。ネコブセンチュウは、冬期は休眠期に入るため、活動が鈍ります。
それでも下葉は枯れ上がり、ミニトマトは肥大せず、新芽も元気がなく生育が止まったような状態でした。

これがその写真。

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「冬場でこれじゃ、むずかしいかも。。。」
内心、ちょっと不安になりました。新芽は元気がなく、やや萎れたような感じです。

「1ヵ月前と全然変わらない」、というから、生長が止まっているんですね。
冬期にもかかわらずこれだけ悪いのは、相当の量のセンチュウが根の中で暴れているのだと想像できます。

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当然ですが、果実も肥大が悪いようです。しかしやるならこの寒いうちがチャンスです。

菌力アップ・糖力アップでスタッフも驚きの成果が!

「まだ諦めないでやってみましょう。やってみないと分りませんよ!」
菌力アップ糖力アップでの回復への挑戦を提案しました。
Kさんには、3日おきに菌力アップ、糖力アップの潅水をお勧めしました。

するとKさん、3日間連続して、菌力アップ5L、糖力アップ5kgを潅水していました。
「なんでそんなにどんどん流したんですか?」
「だってさ、これ流したら、日に日に元気になるんだよ!

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こちらが、その3日後の写真です。上段から一気に芽が吹いてきました。

見てください!ネコブセンチュウなんて、なかったかのような勢いです。

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葉や新芽にもツヤがでてきました。

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サンビオティック栽培の試験現場では、「すごい!」と驚くことが良くあります。
ネコブセンチュウの場合は、1週間から2週間で回復の兆候がみられることが多いです。
しかし、今回はわずか3日!農家さんも、農協や普及所の方もびっくりでした。
そして、サンビオティックスタッフもびっくり!農家さんもよろこんで、ほんとに嬉しい限りです

今回は、ますます微生物に対しての感謝が念が強くなりました。
さて、これだけ樹勢が回復してきたら、あとはこれを維持すればOKです。
実際、冬期はネコブセンチュウのほとんどは寝ていますから、良い微生物を維持し、春先になってネコブセンチュウが暴れない土作りをしておかなければなりません。

定期的に菌力アップ、糖力アップを潅水し続けるだけ!
ネコブセンチュウでお困りの農家さん、 考えるよりお試しください。きっとお役にたちます。