トマトの連作障害(青枯病)対策事例
トマト農家にとって脅威の病気、「青枯病」
トマトの青枯病といえば、恐怖の土壌病害です。その病気を克服した事例をご紹介します。
かわいそうなトマトですね。確かに茎の内部が枯死しているのが分かります。
このトマトは、あまりにひどいため切られてしまいました。
ご相談を受けたこちらのハウスでは、全体が同じ病気に侵されて生育せず、萎れて枯れかかっていました。
トマトの青枯病は、恐ろしい土壌伝染病です。
出た後で土壌消毒をもっと念入りにしておけば、、、と言っても遅いのです。
通常であれば、もう対策はありません。さらにひどくなり枯れていく病気だからです。
瀕死の状態で収獲をできるだけ続けるか、もう一度土壌消毒をして植え替えるしかありません。
菌力アップを使って応急対策
大変厳しい状況ですが、サンビオティックならまだ可能性があります!と、菌力アップを使った応急対策を試していただきました。
株の周りに菌力アップ50倍液をたっぷりと潅水。週に2回、しっかりと潅水していただきました。
まさに藁にもすがる思いだったでしょう。
驚きの回復!
すごい!後日伺ったら素晴らしい生育。青枯病の脅威をみごとに克服したのです!
根が本来の免疫力を取り戻し、病原菌に勝ったのです。
スタッフが圃場を訪ねたときには、このように青枯病は見る影もなくなっていました。
話を聞いてビックリしました。
美しい葉が展開し、実も大きく育っています。
思わず「ほんとに枯れかかっていたんですか?」と聞いてしまいましたが、確かに青枯れでもうだめだと思った、ということです。今では、菌力アップと糖力アップを併用し、素晴らしい樹勢を維持しています。
植物に力を吹き込む微生物の力。微生物は偉大ですね。