ピーマン 菌力アップ+糖力アップ導入 増収事例
元指導員のプライド!菌力アップで、モデル園に!!
九州地区で長年JAの営農指導委員を経験してこられたNさん。いよいよ定年退職を迎え、さあ人生の第2ステージ、これから先何をしようか考えたところ、やはり行きついた答えは農業でした。
農業には自信があります。営農指導員で培った知識と経験はきっと役に立つはずと、30aのハウスを手に入れ、この地域で盛んなピーマン栽培に取り組む事にしたのです。
ところが、農業はそう簡単ではありません。なかなか思うような成績があがりません。
「なんでやろか、、、思った通りいかん。いろいろ肥料も試してみたけれど、どれも生育のようならん。。。」
肥料設計も、防除も温度管理も、これまでの知識と経験を総動員してマニュアル通りにしているのに。。。
近所の畑は順調。その訳は?
そんな悩みをもっていたところ、Nさんはふと近所のピーマン農家さんがずいぶん収量も品質も上げているという話を聞きました。同じ土壌、同じ気象条件なのに、なんでだろう...。
そう不思議に思ったNさんは、早速JAの営農指導員に尋ねました。
「あの農家さんは何でそぎゃん、収量の多かとね。なんかコツのあるとやろうか?」
すると、JA指導員の方が貴重な情報を教えてくれました。
「あの人はですね、サンビオティックっちいうとば使いよるとですよ。菌力アップとか糖力アップとか、微生物や有機を使った資材ですよ。どうもよかごたるですよ、Nさんも試してみられんですか?」
「そうやったとですか!その資材メーカーさん、来てくれんやろうか?話ばききたかねぇ!」
こうやって、Nさんはサンビオティックを知り、話を聞いて早速試してみる事にしました。
まずは土の微生物を増やし、発根促進
不調の原因はどこにあるかわかりません。
特に畑を借りたり、譲ってもらったりした場所では、前の人がどのような作物を、どのように作っていたかがわかりません。ですから、なかなか思った通りに行かないことが多いのです。
そこでまずご提案したのは、土の微生物を増やし発根促進することです。文字通り、これが植物生育の根幹です。
そのために、まずは菌力アップと糖力アップを導入することをお勧めしました。
すると、数週間もすると、結果はすぐに現れました。ピーマンの樹が、ぐいぐい伸びてくるのです。
側枝の出も良く葉が光を放ち始めました。ワックス層が発達してきた証です。
「今までと、何か違う。」Nさんは、徐々に感じ始めていました。
「ひと伸び違う」効果を実感!
それから2ヵ月後、Nさんの畑をお伺いしました。
「Nさん、どうですか〜?」と声をかけると「ああ、確かによかですね!不思議ですけど、実留まりも玉のびも、すごく良くなりましたよ!」と期待通りのNさんのお返事です。
下の写真は、同じ目線から撮影した写真です。
対象区に比べ、試験区はノキが高く(1〜2節多い)、葉の枚数、ボリューム感が明らかに違うことかわかると思います。立派なモデル園になりましたね。
確実な手ごたえを、Nさんの笑顔が証明しています。
「これからもっと高付加価値にするため、有機栽培を目指しとるんですよ。これからもいろいろ教えてくださいね!」
今ではコーソゴールドや、本格にがりなどを使いこなし、ますます向上心に燃えているNさんでした。
これからも農業の世界で、光り輝いてほしいと思います。