イチゴ観光農園の安定生産に欠かせないノウハウ
鹿児島県志布志市でイチゴを栽培されている丸野さんをご紹介します。
丸野さんは、美味しくて体に良いイチゴをたくさんの方に楽しんでもらいたいという思いで、観光農園や通販でのイチゴ販売にも力を入れておられます。
その名も、「農Lifeイチゴの村(https://www.noulife.jp/)」
丸野さんは、特別栽培農産物(昔でいう減農薬栽培)の県の認証を取得しており、安全で美味しいイチゴ作りに取り組んでいます。
そんな、愛情のこもったイチゴを、子どもたちに食べてもらいたいという思いから、観光農園を始めたそうです。そんなこだわり派の丸野さんですが、地元のイチゴ部会のメンバーから菌力アップを勧められました。
「これからは、微生物を使ってより安全性の高い農業に取り組みたい」と思っていた丸野さんは、話を聞いて、これは良いと思いました。早速、菌力アップの説明を聞いてみると、土耕栽培のほか、高設ベンチ栽培でも問題ないようだということがわかり、使い始めてみることにしました。
使い始めてしばらくしたころ、丸野さんのイチゴがとても美味しいということを聞き、圃場を伺ってみることにしました。
「こんにちは〜」と私。ハウスの入り口で受付をしようと覗き込んだところ、中から甘酸っぱい、鼻をくすぐるようなイチゴの良い香りがしてきました。
「丸野さんですか?菌力アップでいつもお世話になっています。」というと、すぐにわかってくださいました。
丸野さんは、とても朗らかな明るい笑顔で、対応してくださいました。
「あ、菌力アップ、とてもいいですよ。お陰で今年は、いつもより安定して収穫できていますよ。お客さんも喜んでいますよ。」
なるほど、ハウスを見渡すと次々に美味しそうなイチゴが成っています。
これなら、子どもたちも嬉しいでしょうね。
(この日は、もう収穫後でしたから、あまり沢山ではなかったですが、次から次に赤く実ってきているのがわかります。)
「これは、四つ星(よつぼし)という品種ですよ。最近開発された品種なんですけど、すごく人気があります。ほら、菌力アップのお陰か、果形が良くて、結構大玉になりますよ。」
もともと、丸野さんが菌力アップを使い始めたのは、農薬を減らせるようにと、病害虫への抵抗力を期待したのがきっかけでした。菌力アップが良いことは聞いていたので、抵抗なく使い始めることが出来ましたが、使ってみると、さらに良い面にも気づいたそうです。
「樹勢の維持がしやすいんですよ。発根作用があるからですかね?成り疲れとかがなくて、ずっとなってくれるっていうのは、観光農園では絶対必要なことですから、助かってます。」
「それに、確かに病気が少ないですね。面白いですね。」と、菌力アップの効果を実感されているようでした。
「これも珍しい品種で、スゴイ人気ですよ。淡雪(あわゆき)っていうんですよ。なんと、白いイチゴですよ!」
これは、珍しい。この品種は、ほのかに赤みが差す、白イチゴです。食べさせていただくと、むむ!
「これ、うまいですね!」と思わず声が出ました。
「そうでしょう。すごい甘味が乗るんで、いま通販でどんどん注文来るんですよ。実は、注文が多いんで、隣のハウスは、それ用に取ってるんですよ。」
すごいですね、赤くはないですが若干ねっとりしたような柔らかい食感で、濃厚な甘味を感じる味でした。
香りも良くて、特別感がハンパじゃないです。これなら、贈答用などに喜ばれるな、というのが良くわかります。
帰りに、こっそり隣のハウスを覗いてみると。。。あった、あった。大玉の淡雪がごろごろ成っています。
これからの農業は、こういった珍しいイチゴや美味しいイチゴ、そして安全安心を追求して、高付加価値の農業を目指さなければいけませんね。
でも、お客様を直接相手にするということは、やはり安定生産というのは最も大切なポイントです。
「安定生産するために、菌力アップは欠かせませんよ。」と丸野さんはおっしゃいます。
なるほど、そういう面で菌力アップが役に立っているとは、嬉しいことですね!
農Lileイチゴの村(https://www.noulife.jp/)
いつも子どもたちの笑顔が絶えない、とても暖かい、イチゴ農園です。
お子様のいらっしゃる方は、ぜひ、イチゴ狩りに行かれてみてはいかがでしょうか?