ミニトマト チップバーン(カルシウム欠乏症)対策事例
アンモニア障害回復事例で紹介した長崎県のDさん。(記事はこちら)
記事でご紹介した回復状況からわずか1週間後。Dさんからまた連絡がありました。
「チップバーンが出てきました。」と。
窒素が効きすぎているため、カルシウムが追い付かなくなってるんですね。
「カルシウム欠乏ですね。わかりました、いま新たに作ったカルシウム資材「本気Ca」(マジカル)があるので、これを使ってみてください。」
それからしばらくして、畑にお伺いするとDさんが笑顔で出迎えてくれました。
「サンビオティック導入の手ごたえは、ホンモノでしたよ。これだけ実がなるのはやっぱりすごかし、勢いが止まらんとですよね。良かですよ。チップバーンも、アレ(本気Ca)やったら治りましたよ!」
念のため、サンビオティックではない比較区のハウスを除くと、樹は一斉に着果していると思ったら、その上の方は既に芯止まりしている状態でした。なるほど、やはり違うものです。
微生物(菌力アップ)でしっかりと根を張らせ、そこに十分なアミノ酸態窒素、リン酸、ミネラルを効かせてゆく。
やはりこれがどんな圃場でも共通の答えですね。