中玉トマト カニキング〜導入増収事例
もうひと押し!さらなる収量アップに「かにキング〜」
「成り疲れ対策に、何かいい資材ないですか?」
佐賀県で中玉トマトを作っているNさん。いつも、より良い技術を探しているとても仕事熱心な生産者です。
6年前に修行先でサンビオティックに出会い、その効果に納得。
4年前に新規就農してからは、サンビオティックのほとんどの資材を使いこなしていらっしゃいます。
それでもまだ上を目指すNさんは、さらなる向上のため、次に試験する資材を求めていました。
「ありますよ。長期間地力と有用微生物を維持できるカニガラぼかし「かにキング〜」はどうですか?」
かにキング〜とは、放線菌を増やすことで有名な「カニガラ」と植物性有機物を発酵させた、キチン質を豊富に含むカニガラぼかしです。もともと収量の多いNさんの畑には、成り疲れしない地力の維持のために、かにキング〜が最適と判断し提案してみることにしたのです。
「いいですね!よし、早速試験してみますよ!」
今回の試験では、サンビオティックの通常の施肥をベースとし、試験棟には、かにキング〜20kgを3袋/5aを元肥に加えて作付しました。もともと、菌力アップや鈴成などサンビオティック資材をフル活用していますので、これで土壌微生物相は完全武装となります。
それから約2ヵ月後、Nさんの圃場を訪ねてみました。
「お陰様で、かにキング〜で絶好調ですよ。葉がものすごく増えるとですね!葉かぎが大変って、パートさんが言いよるですよ(笑)」
なるほど、圃場を見回すと葉のボリューム感がすごいです。
実際に、隣のかにキング〜を使用していない圃場と比べると、大きな違いです。
しかも、葉ばかりではなく、実もしっかりとなっています。
「実のなり方は、昨年並みですけど、この日照不足と低温を考えれば伸びてるでしょうね。それに、かにキング〜は、後半に期待できますから。」
「今年は反収15t目指します。これからですよ!」意気込むNさんを、カニと菌たちが、グ〜っと後押ししてくれそうです。