ノウハウ手帳

コメ(水稲)栽培マニュアル

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種子予措・播種・元肥

5月

ステージ商品名10a施用量・倍率施用方法
種子予措
(湯温消毒の場合)
菌力アップ
純正木酢液
200倍希釈
1000倍希釈
温湯に混入し
浸漬

上の表は横スクロールで確認できます。

備考
60℃に10分、または58℃に15分、種子浸漬。その後速やかに冷却。
雑菌、センチュウ等を駆除しながら、善玉菌を付着させ、健苗育成を目指す。
純正木酢液は、発芽促進に。

ステージ商品名10a施用量・倍率施用方法
播種菌力アップ500倍希釈散布

上の表は横スクロールで確認できます。

備考
発芽促進と初期発根のため。

ステージ商品名10a施用量・倍率施用方法
元肥有機百倍
鈴成
2〜3袋
5〜10袋
土壌混和

上の表は横スクロールで確認できます。

備考
田植えの1ヵ月〜2週間前に元肥を施用する。
有機百倍はマッスルモンスターに置き換えてもよい。
マッスルモンスターは、田植え前1ヵ月施肥を厳守。

発芽育苗・代掻き・田植え

6月

ステージ商品名10a施用量・倍率施用方法
発芽育苗菌力アップ500倍希釈散布

上の表は横スクロールで確認できます。

備考
発芽促進と初期発根のため、1週間おきに散布。
コーソゴールド500倍を混合するとなお良い。

ステージ商品名10a施用量・倍率施用方法
代掻き
田植え
菌力アップ10L水口から流し込み、4〜5日以上止水する

上の表は横スクロールで確認できます。

備考
未熟有機物(ワラ残渣など)の分解、ガスわき、アオミドロ発生を軽減し、稲の活着促進、初期成育促進を行います。除草剤と菌力アップは近隣散布に注意する。
散布前7日・散布後14日〜20日以上間隔をあけて施用する。

有効分けつ期・中干し

7月

ステージ商品名10a施用量・倍率施用方法
有効分けつ期コーソゴールド500倍希釈葉面散布、または流し込み

上の表は横スクロールで確認できます。

備考
分けつを促進するため、コーソゴールドを施用。葉面散布が面倒な場合は、水口から3Lを流し込む。

ステージ商品名10a施用量・倍率施用方法
中干し(無農薬の場合)
本気Ca(マジカル)
1000倍希釈葉面散布

上の表は横スクロールで確認できます。

備考
いもち病、紋枯れ病、ウンカ、カメムシ等の防除時期であるが、無農薬栽培の場合は、病害虫軽減のため、本気Ca(マジカル)1000倍、または純正木酢液500倍を葉面散布する。

幼穂形成期・穂肥・減数分裂期

8月

ステージ商品名10a施用量・倍率施用方法
幼穂形成コーソゴールド
菌力アップ
3L
10L
葉面散布、または流し込み

上の表は横スクロールで確認できます。

備考
幼穂の充実と根の回復、肥料効果向上のため、中干し終了時、コーソゴールドと菌力アップの流し込み。コーソゴールド葉面散布の場合は500倍希釈(農薬と混合可)。
土壌や発根状態が良い場合は、菌力アップを省略可。
ケイ酸カリ、ケイ酸カルシウムや、Mg入りのスラグ肥料などを1〜2袋程度施用すると病害虫対策と品質向上に良い。

ステージ商品名10a施用量・倍率施用方法
穂肥
減数分裂期
有機百倍1〜2袋全面散布

上の表は横スクロールで確認できます。

備考
穂肥は、生育、葉色を判断しながら、2〜3回に分けて施用する。
穂肥として、特濃糖力アップ(10-0-1)10kg/回の流し込み施肥も可能です。

穂揃期・登熟期

9月

ステージ商品名10a施用量・倍率施用方法
穂揃期
登熟期
本格にがり
本気Ca(マジカル)
1000倍希釈葉面散布、または流し込み

上の表は横スクロールで確認できます。

備考
食味の向上と病害虫軽減のため。流し込みの場合は、各2L。
登熟後期まで、3〜4回施用する。

刈取・秋処理

10月

ステージ商品名10a施用量・倍率施用方法
秋処理鶏糞
菌力アップ
200kg
300倍希釈
全面散布

上の表は横スクロールで確認できます。

備考
ワラ残渣を分解するため、収穫後早めに、鶏糞、菌力アップを全面散布し、耕起する。
1ヵ月後再度耕すと、さらに良い。忙しい場合は、2月までに行う。

※注意点※

  • 地域、作型によって、時期が異なると思いますので、生育ステージで判断してください。
  • 可能であれば、土壌診断を実施し、データに基づいて施肥設計を行うことをお勧めします。
  • 品種によって施用量が変わります。ご相談ください。